石川工業高等専門学校において橋梁点検の講師をしました
10月17日(金)、石川工業高等専門学校環境都市工学科から日本技術士会北陸本部石川県支部に依頼のあった点検実習に、3名の社員が協力しました。
参加される学生の多くは、来春に社会人となる5年生です。
かほく市にある実際の橋梁を題材に現地で、点検の仕方や評価に必要となる検査の方法等を体験していただきました。
アルスコンサルタンツが担当したのは右岸側の上部工と下部工の点検。
授業では、まず点検の際に記録に用いる野帳を配布し、各々が野帳に変状を記録します。そして実際の業務のように、自身が記録した変状から点検記録を報告する際に作成する点検調書を作成します。
見るポイントや点検の時に考えること等、学生の皆さんと交流をしながら、現地で見つけた変状記録のサポートを行いました。
また、点検に先立ち行われた授業では、2024年に石川工業高等専門学校を卒業した社員から後輩である学生の皆さんに、社会人として過ごしてきたこの1年半について発表を行いました。
インフラの利用者が維持管理に参画できるように、維持管理を広く知ってもらうこと。
もうすぐ技術者となる学生の皆さんとの維持管理を題材した交流です。
