2024年度社内業務・研究発表会を開催しました
11月8日(金)52周年記念式典に合して社内業務・研究発表会を開催しました。
発表者は3名。
「BIM/CIMを活用した道路詳細設計」、「令和6年能登半島地震による道路トンネルの被害の実態調査と原因の追究」、「RPA活用した業務効率化を行った事例紹介」について自身及び所属部署の取り組みを発表しました。
担い手不足や働き方の多様化を背景に、アルスコンサルタンツでもデジタル技術を活用した業務効率化に取り組んでいます。そうした取り組みの一つでもある「BIM/CIMを活用した道路詳細設計」では、活用事例としての紹介とともに担当者が実感した適応性や効率の良い活用方法等が紹介されました。また、別の視点から生産性の向上を図ったのが「RPAを活用した業務効率化」です。多数のステップを踏まなくてはいけない業務を、作業と技術者の判断が必要な業務に区分し、作業の部分をロボットが担った事例です。作業の難易度と設定の難易度等、実際に活用した技術者にしか分からない部分について社内での共有を図りました。
令和6年1月1日に発生し、石川県に甚大な被害を及ぼした令和6年能登半島地震。普段から石川のインフラの維持・管理を担うアルスコンサルタンツの技術者から見た被害状況やその原因を発表したのが「令和6年能登半島地震による道路トンネルの被害の実態調査と原因の追究」です。定期点検の状態から緊急点検における状態まで、普段の点検で思いめぐらせていた考えと地震後に生じている状態のつながり等について発表が行われました。
アルスコンサルタンツでは、技術者一人一人が担当する業務と向き合い、導き出した考えや方法の共有を非常に大切な機会と考えています。社内業務・研究発表会にて共有された考えやツールを別の技術者が活用していくことで、会社全体での生産性の向上や質の向上を目指しています。